いっときよりはマシになってきたものの、息子は学校から帰ると不安定になることが多いです。
昨日も帰る時はご機嫌だったのに、家に帰ってほっとひと息ついた途端、学校であった嫌なことしんどかったことを泣きながら吐き出しはじめ。
そんな時はまず膝の上に座らせて話を聞くのですが、それでも全く落ち着かない時の合言葉。
「お散歩行こっか?」
お財布とスマホだけ持って、上着を羽織って、さあ外に行くぞー!!
行き先は時に決めず、ぶらぶらと近所を歩きます。そして途中にある自販機で好きな飲み物を買って、ゆっくり飲むのが定番のコース。
自販機は私と息子にとって最高のカフェなんです。一人当たりの費用、100円前後(笑)昨日は息子はホットココア、わたしはカフェラテ。
飲みながらトコトコ歩いていると、ぎゅっと手を握ってくる息子。
今年の3月までは未就学児で、外で手をつなぐことは普通のことでした。でも小学生になった今は、恥ずかしがる日が増え…。
自分も子供時代、親と仲良くしている姿を近所の子達に見られるのが無性に恥ずかしかったから、その気持ちはめちゃくちゃよくわかる。
ただやっぱり、親の立場になると、ちょっと寂しいのも事実で。
だから手をつないで歩ける時間は、わたしにとって「ラッキータイム」!
歩きながら、
「幸せやわ〜コグマと散歩するのがめっちゃ好きやから」
「ふふん。僕もそうやけど、外では恥ずかしくて言われへんわ」
なーんて会話をして。
普段通りを装っていたけれど、こんな風に2人で歩ける回数は、あとどれくらいなんだろう?としみじみ考えていました。
手がかかる赤ちゃん時代、はやく成長して欲しいと願っていた。イヤイヤ期、毎日本当に大変で、一体いつになったら楽になるんだろうと考えた。
こども園時代、年長クラスに上がったあたりから、あれ?もしかしてこんな風にべったりな毎日は、思ったよりはやく終わってしまうんでは…?と気づき。
そして小学1年生になった今、本当にその日は近くに来ているのかもしれない…と感じています。
2年、3年と学年が上がるほど、家にいるよりも友達と過ごすほうが大切になっていくはず。高学年になったらもっと。中高生になったら、部活などでもはや家にあまりいない。
今年は就学という環境の激変で本当にしんどいことが多いけれど、手をつないでお散歩することは、私たちを救ってくれました。
きっとこれからもそうだろうと思っていたのに、そうじゃなくなる日がきっとやって来るんだなあ…
うーん、めちゃくちゃさみしい!!
でもそう思える自分であることが、必死にお母さんをやってきた証拠だと思っておきます。